ミュージシャンにとって、タブ譜や楽譜は大きな頼りになります。しかし、演奏会やオーディション、その他の場面では、曲や曲全体を暗記することが不可欠になる場合があります。
曲をうまく暗記し、暗譜で演奏するために必要なスキルを身につけることが重要です。そうすれば、本番での不安やミス、全般的なストレスを防げます。ここでは、曲をより効果的に暗記するためのヒントをご紹介します。
1. 繰り返し練習する
言うまでもありませんが、暗記しようとしている曲を繰り返し演奏すると、音符が記憶に刻まれます。できるだけ何度も曲を演奏しましょう。通勤中や家事をしながら曲を聴くのも効果的です。曲のすべての部分に慣れ、頭の中で簡単に演奏できるようにしておきましょう。
2. 曲の構成を理解する
繰り返し練習することは大いに役立ちますが、本番の強いプレッシャーの中で何を演奏するか忘れてしまう可能性を完全になくすことはできません。そんなとき、曲そのものを基本から理解しておくと、大きな助けになります。例えば、単に音符を暗記するのではなく、各小節のルートコードを理解していれば、実際に何を演奏するか忘れてしまっても、その場で即興的に正しい音を考えて演奏できます。次のコードがAだと分かっていれば、指を正しく配置できるので、次に演奏する内容が音符単位で完全に同じでなくても、音が外れて聞こえることはありません。
3. 曲を小さなセクションに分ける
曲を小さな部分に分けると、それぞれを暗記しやすくなり、あとでつなぎ合わせることもできます。曲を、ヴァース、コーラス、ブリッジなどの主要な構成要素に分けましょう。必要なら、さらに細かく分けてもかまいません。それぞれの要素を個別に暗記してから、すべてをつなぎ合わせます。
4. 早めに始めて、時間をかける
曲の暗記には時間がかかります。前日の夜にすべて詰め込もうとしても、時間内に終わらなかったり、長期記憶に定着しなかったりするでしょう。できるだけ早く始め、焦って自分にストレスをかけないよう、ゆっくり進めましょう。毎日、曲の暗記に取り組む時間を確保してください。
5. 人前で暗譜演奏を練習する
家族や友人、バンドメンバーの前であっても、曲を暗記し、暗譜で演奏する一連の流れを実際に行うことで、本番に楽譜がない状態にも慣れることができます。これは自信を高め、不安を減らすうえで大きな効果があります。以前できたのなら、もう一度できます。
記事「曲を暗記するための5つのヒント」をお読みいただき、ありがとうございました。さらにヒントを知りたい方は、「初心者の歌い手のための5つのヒント」もご覧ください。