テロ・ポティラより
デジタル協働の力:私は人生のほとんどを何らかの形で音楽に関わってきました。過去15年以上、作曲家、音楽制作、作詞家として音楽業界で専業として働いています。
年月を重ねるごとに、私たちの働き方や音楽の作り方は大きく変化し、遠隔での作業がますます一般的になっています。創作の過程で重要なのは協力です。従来は、全員が同じ部屋に集まる必要がありました。
離れていても対面のような協働
今では、遠隔でもまるでその場にいるかのように協働できるデジタル道具があります。私は世界中の参加者と定期的に作曲セッションを行っています。
最近、フロリダの自宅スタジオからセッションを行い、共作者の一人はカリフォルニア州ロサンゼルス、もう一人はイギリスのロンドンにいました。歌声はロサンゼルスで録音され、私は自分のスタジオで最終的な音楽を仕上げました。
デジタル道具の力
今では、音楽制作のあり方を大きく変え、新たな可能性を開く多くのデジタル道具が手に入ります。
創作に必要な道具も、手頃な価格で揃えられるようになりました。自宅録音スタジオの設備、演奏に使う楽器、放送品質の最終作品を仕上げるためのソフトウェアなどです。
また、昔ながらのアナログの温かみをデジタルの世界に再現する模倣ソフトもあります。かつては大手の音楽会社だけが使えた道具です。
しかし、技術の進歩により、今では携帯電話だけでも専門的な品質のアイデアを録音できるようになりました。さらに、振動するメトロノームを手首につけて、音を出さずにセッションの邪魔をせずリズムを感じることもできます。
その結果、音楽はオンラインの仕組みで直接聴き手に届けられるようになりました。さらに、膨大な配信カタログの中から、好みに合ったテーマをアルゴリズムや選曲者がつなげてくれる再生リストもあります。
音楽の遠隔協働に役立つ主なデジタル道具
私たちの手元には多様なデジタル道具があります。よく使われるものとしては、DropboxやGoogleドライブのようなオンライン保管庫によるファイル共有、SlackやZoomのような通信アプリがあります。これらのアプリに雑音を抑えるマイクを組み合わせれば、遠隔協働に最適な環境が整います。
音楽協働のための専用プラットフォーム
これらの従来の共有道具に加え、ライブ録音セッションに特化したプラットフォームもあります。これらのプラットフォームでは、インターネットを通じて高音質の音声を配信・録音でき、画面共有やライブの映像・音声通話も組み合わせられます。
その中でも注目すべきプラットフォームがListentoです。これは音楽制作ソフト(DAW)の中で直接使える拡張機能です。DAWのプロジェクト内で、インターネットを通じて「生」で音声を送受信できます。Listentoを使えば、DAWの中でリアルタイムに配信・録音・協働が可能です。
まとめ
これから先も、遠隔作業は音楽業界の形を変え続けるでしょう。AI技術も、デジタル協働のさらなる進化をもたらすはずです。今あるデジタル道具によって、世界規模でのライブ協働が実現しています。
テロは専門の作曲家・音楽制作者です。音楽、テレビ、映画、広告、ゲーム業界での知識と経験を活かした独自の視点を、teropotila.comで発信しています。