拍とは何か?テンポと拍子記号の違いは?メーターとは?そして、なぜ6/8と3/4は違う感じがするのか?ここでは、知っておきたいリズムの基本を紹介するよ。
音符と拍
もし音楽を時間の定規にマッピングできるとしたら、音楽の長さが定規の物理的な長さに対応し、拍はその定規の目盛りになるんだ。
音楽は長さの異なる音符でできている。それによってリズムが生まれ、音符の長さは拍で測るよ。
これらの音符の長さには、それぞれ異なる記号と名前がある。イギリス英語とアメリカ英語でよく使われる名前は次の通り:
- Semibreve:全音符
- Minim:2分音符
- Crotchet:4分音符
- Quaver:8分音符
- Semiquaver:16分音符
そう、音符には2つの名前があるんだ。左側の用語はイギリス英語、右側の用語はアメリカ英語で使われるのが一般的。トマトの呼び方が違うみたいなものだね。
小節(バー)
バーと小節は同じ意味だよ。
小節は、決まった数の拍を入れる容器みたいなものだと考えてみて。
ドラマーが曲の始まりに「1、2、3、4!」とカウントするのを聞いたことがあるかも。それは、その容器に4つの拍が入っていて、ドラマーのカウントインがバンドに1小節分の準備時間を与えているからなんだ。
楽譜では、小節は小節線(バーバー)と呼ばれる縦線で区切られているよ。
定規の例えに戻ると、1フィートが12インチ、1センチが10ミリのように、決まった数の単位が入っている感じ。
でも音楽では、この拍の数は変わることがある。それを決めるのが拍子記号なんだ。
拍子記号
拍子記号は曲の最初に書かれていて、縦に重なった2つの数字で表されるよ。
- 上の数字は1小節にいくつ拍があるかを示す。
- 下の数字はどの種類の音符が1拍と数えられるかを示す。
それぞれの拍子記号は、特定のメーターに分類できるよ。
メーター
メーターは、強い拍と弱い拍の特定のパターンのこと。リズムの感じとも言えるね。一般的に、メーターには単純と複合の2種類がある。
単純メーターでは、拍が2つに分かれる。複合メーターでは、拍が3つに分かれるよ。
それぞれの感じはこんな感じ:
- 単純二拍子:ワン・アンド・ツー・アンド。例:2/2、2/4、2/8。
- 単純三拍子:ワン・アンド・ツー・アンド・スリー・アンド。例:3/2、3/4、3/8。
- 単純四拍子:ワン・アンド・ツー・アンド・スリー・アンド・フォー・アンド。例:4/2、4/4、4/8。
- 複合二拍子:ワン・アンダ・ツー・アンダ(6/8など)、またはワン・ツー・スリー・フォー・ファイブ・シックス(6/4など)。
- 複合三拍子:ワン・アンダ・ツー・アンダ・スリー・アンダ。例:9/8。
- 複合四拍子:ワン・アンダ・ツー・アンダ・スリー・アンダ・フォー・アンダ。例:12/8。
6/8と3/4はどちらも1小節に8分音符が6つ入るけど、感じは全然違うんだ。
メーターはもっと複雑になることもある。例えば、15/8のような複合五拍子や、毎小節ごとにメーターが変わるミックスドメーターもあるよ。
イーゴリ・ストラヴィンスキーの春の祭典の一節は、ミックスドメーターの有名な例で、指揮者のオーディションでよく使われる重要な曲なんだ。
テンポとBPM
最後に、テンポは音楽の速さのこと。安定したテンポをキープできるのは、良いリズム感とタイミングの証だよ。
テンポは、言葉で書かれるテンポ表示か、BPM(Beats Per Minute/1分間の拍数)という数字で表されるのが一般的。
例えば、テンポ表示が120 BPMと書かれていたら、メトロノームを120 BPMにセットして、自分のテンポを見つけてみて。
これでリズムの基本はバッチリ。リズムや練習、他のミュージシャン向けのヒントもぜひチェックしてみてね。