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拍子記号の読み方
基本的な数学はわかっているつもりなのに、これらの数字はどうしても合わない。拍子記号の読み方がまだよくわからない?この記事を読めば、拍子記号について完全に理解できて、最後にはちょっとしたクイズもあるよ!
基本的な計算はできるはずなのに、これらの数字はどうも合わない。拍子記号の読み方がまだよくわからない?下にスクロールして、拍子記号の完全ガイドと最後にちょっとしたクイズをチェックしてみて!
拍子記号って何?
簡単に言うと、拍子記号は1小節にいくつ、どんな拍があるかを教えてくれるもの。でも、曲のテンポとは関係ないから、そこは間違えないようにね!
今では、拍子記号にほとんど制限はないよ。基本の4/4から、さらに変わったものまである。 256/32後者はかなり珍しい例だから、ここではもっと伝統的な拍子記号に絞って説明するね。
曲の中で拍子記号が変わることもあるよ。小節ごとに違う拍子記号が交互に出てきたり、ページの途中で見慣れない拍子記号が現れることも。
この数字は何を意味しているの?
ここは簡単。上の数字は拍の数を、下の数字はその拍が何か(4分音符、8分音符など)を表しているよ:

上の数字は何でもOKだけど、たいていは2、3、4、または6、9、12が使われるよ。
下の数字は、現代の作曲家なら何でも使えるけど、よく見るのは2、4、8だよ。この3つにはそれぞれ意味があって、2は2分音符、4は4分音符、8は8分音符を表している。8より大きい場合もあって、16は16分音符、32は32分音符、というふうに続くよ。
いくつか例を紹介するね:

単純、複合、重複
上の情報だけでも基本的な拍子記号はわかるけど、もう少し用語に慣れておくといいかも。
- 単純拍子と複合拍子
単純拍子では、拍の値は2で割ることができるよ。拍は付点でない値なら何でもOK。例えば、X/4なら拍は4分音符で、2つの8分音符に分けられる。同じようにX/2なら拍は2分音符で、2つの4分音符に分けられるよ。
複合拍子では、拍の値を3で割ることができるよ。拍は付点の値なんだ。これは6/8、9/8、12/8の拍子で当てはまって、拍は付点4分音符、つまり8分音符3つ分になるよ。
この2つの違いは、演奏したり聴いたりしたときに感じるイントネーションにある。2や3で分けるから、単純拍子は少しカッチリした感じ、複合拍子はもっと流れるような感じになることが多い。まとめた表がこちら:

単純拍子と複合拍子の理解
単純拍子と複合拍子、どちらを使うか選べる場合もある。例えば6/4は1小節に4分音符が6つあるという意味。でも、付点2分音符が2つとも考えられる。付点2分音符1つは4分音符3つ分だからね。結局は自分がどう音楽を感じたいか、または作曲家がどう意図したかによるよ。
- デュープル、トリプル、クワドルプルメーター
これはかなり簡単。デュープルは1小節に2拍あるという意味。拍が付点かどうかは関係ない。2/2、2/4、6/8はデュープルメーターだよ。
トリプルメーターは1小節に3拍あるという意味。3/2、3/4、9/8はトリプルメーターだよ。
クワドルプルメーターは1小節に4拍あるという意味。4/2、4/4、12/8はクワドルプルメーターだよ。
4を超えることもあるけど、そんなに多くはないよ。
- Cと₵
楽譜でこの2つを見かけたことがあるかもしれない。これは単に昔の拍子記号で、最初のものは4/4、後のものは2/2と同じ意味だよ。
奇数拍子
もし君の拍子記号がこれまで紹介したものと全く違うなら、それは奇数、複雑、非対称、または不規則な拍子かもしれない。これは単純拍子や複合拍子のように2や3で均等に分けられないというだけのこと。例えば5/4は5が2や3で割り切れないから奇数拍子、11/8も同じだよ。
ここでも、どんなイントネーションにするかは君や作曲家次第だよ。5/4なら2つのグループと3つのグループ、またはその逆に分けられる。11/8なら3-3-3-2や2-3-2-2-2、他にもいろんな組み合わせができる。奇数拍子はバルカン地方の伝統音楽によく見られるよ。
クイズ
全部理解できたと思う?拍子記号を読める?このクイズで知識を試してみて。

目で拍子記号を見分けて読めるようになったら、今度は耳で見分ける練習をしよう!記事はこちら。
アンジャ・ドロズドヴァはスイスとロシア出身のミュージシャンであり、音楽教師です。彼女はテクノロジーやビジュアルアートなど、さまざまな手法を使ってピアノや音楽理論のレッスンで生徒を創造的に引き込むことに力を入れています。また、アンジャはアーティスト名Mlkshkとしてエレクトロニック・ポップミュージックも制作しています。彼女の音楽は日常生活や子供時代の風景、想像上の場所や形、色からインスピレーションを得ています。

