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リズムの基本: ビート、小節、拍子、拍子記号、テンポ
1小節にいくつのビートがあるの?メーターと拍子記号の違いは何?リズムの基本をRhythm 101で学ぼう。
何が拍として数えられるの?テンポと拍子記号の違いは?メーターって何?6/8と3/4の違いは?ここで知っておきたいリズムの基本を紹介するよ。
定規の例え
もし音楽を時間の定規にマッピングできたら(音楽の長さが定規の物理的な長さに対応するイメージ)、拍が定規の目盛りになって、リズムの基本を作っているんだ。
音楽は長さの違う音符でできている(それがリズムになる理由だよ)。音符の長さは拍で測るんだ。
これらの音符の長さの違いには、それぞれ違う記号と名前があるよ:

(ここには2小節あるよ。それぞれの小節を区切る線が小節線だ。)
小節を理解しよう
小節は決まった数の拍が入る入れ物だと考えてみて。バンドが曲を始めるとき、ドラマーが「1、2、3、4!」とカウントするのを聞いたことがあるかも。これはその入れ物に4拍入っていて、ドラマーがバンドに1小節分の準備をさせているからなんだ。楽譜の読み方を学んでいるなら、小節はこんなふうに見えるよ:

(ここには2小節あるよ。それぞれの小節を区切る線が小節線だ。)
拍子記号の解説
さらに説明すると、定規の例えに戻ると、1フィートが12インチ、1センチが10ミリと決まっているのと似ていて、どちらもリズムの基本的な考え方だよ。でも音楽では、この拍の数は変えられて、その数を決めるのが拍子記号なんだ。拍子記号は楽譜の最初にあって、縦に2つの数字が並んでいるよ。
上の数字は、1小節にいくつの拍があるかを示しているよ。
下の数字は、どの種類の音符が1拍とみなされるかを示しているよ。

最初の例では、下の数字が2になっている。これは2分音符が1拍とみなされるという意味だよ。そして、上の数字が3なので、1小節に3つの2分音符の拍があることを示している。それぞれの拍子記号は、特定のメーターとして分類できるんだ。
メーターとは、強拍と弱拍の特定のパターンのこと。つまり、音楽のリズム感とも言えるよ。さらに、メーターにはシンプルとコンパウンドの2種類がある。シンプルメーターでは拍が2つの音符に分かれ、コンパウンドメーターでは拍が3つの音符に分かれるんだ。
こんな感じに感じるよ:
単純2拍子:ワン・アンド・ツー・アンド(2/2、2/4、2/8など)
2. 単純3拍子:ワン・アンド・ツー・アンド・スリー・アンド(3/2、3/4、3/8など)
3. 単純4拍子:ワン・アンド・ツー・アンド・スリー・アンド・フォー・アンド(4/2、4/4、4/8など)
4. 複合2拍子:ワン・アンド・ツー・アンド(6/8)、またはワン・ツー・スリー・フォー・ファイブ・シックス(6/4)
5. 複合3拍子:ワン・アンド・ツー・アンド・スリー・アンド(9/8など)
6. 複合4拍子:ワン・アンド・ツー・アンド・スリー・アンド・フォー・アンド(12/8など)

複雑な拍子を探求しよう
(6/8と3/4はどちらも1小節に8分音符が6つあるけど、全然違う雰囲気になるよ。)
さらに、リズムの基本を深掘りしていくと、拍子はかなり複雑になることもあるよ。例えば、複合5拍子(15/8)や、毎小節ごとに拍子が変わるミックスド・メーターもあるんだ。

(イーゴリ・ストラヴィンスキーの兵士の物語よりロイヤル・マーチ(抜粋、ピアノリダクション)。混合拍子に注目してみてね。これは指揮者のオーディションでよく使われる重要な曲だよ!)
テンポの重要性
最後に、テンポは音楽の速さのこと。安定したテンポをキープできるのは良いリズム感とタイミングの証だよ。テンポは普通、言葉で表すテンポ記号か、数字で表すBPM(Beats Per Minute)で示される。例えば、こんな感じで書かれていることがあるよ:

アレグロはイタリア語で速く、または生き生きとという意味だよ。カッコ内は4分音符が144BPMで演奏されることを示しているんだ。このとき、メトロノームを144BPMにセットして、自分のテンポを見つけよう!
これでリズムの基本はバッチリ!さらに、リズムの基本や練習、他のミュージシャン向けのヒントもぜひチェックしてみてね!
まだメトロノームを持ってない?

